先週行われたインターンシップ、テーマは「モロッコの入れ歯事情を調べてコンフォートの進出プランを考える」というもの。前にご紹介したように今回は5名の学生が取り組んでくれました。
そして金曜日に発表。毎回この発表が楽しみです。
5人でホントよく調べました。そしてホントよく考えました。
このインターンシップで大事なことは「考える」こと。得に、コンフォートの進出プランなどは、その国の事情なんて誰も知らないのだから、調べたことを元に、社員から聞いた話を元にして、自分たちで「考える」ことが重要です。このことはインターンシップ中も何度も彼らに伝えました。
得てして学生たちは「調べる」ことに終始してしまい、それでわかった気になってしまうという罠に陥ることがあります。
この国はこれくらいの人口がいて、これくらい高齢化していて、これくらい歯科医院があって・・などなど。
でもそれらの情報は「調べればわかる」ことであり、たとえGoogle先生がご存知なくても、最悪現地に行ってインタビューすればわかることも多い。
でも、一番大事なのは、それらの情報をもとにして、進出プランを「考える」ことなのです。
「調べる」ことは答えがあります。でも、考えることには答えがない。
だからこそ、本当にこれでいいのか?を反芻し、練り上げ、確信に近づけていく作業が必要です。
さすがに一週間のインターンシップでできることは限りがあるし、時間的にも制限がありますが、仕事をするということは「考え」て実行し、その確信を高めるためにさらに考えて実行することの繰り返しだということをインターンシップを通じて伝えられたらと思ってます。
発表が終わった後はうちあげ。会議室でお酒と簡単なつまみで一週間を振り返りますが、この時間もとても好き。学生たちも解放された安堵感もあり、色々話を聞くことができました。
肝心のモロッコへの進出プラン、とても現実味があって、これ1人で立上げにいってくれたらオモシロイ。本当にそう思いました。
モロッコ、行ってみたいですね。
青の世界、シャウエン。これはすごい。行ってみたい。
5人のみなさん、一週間お疲れ様でした。