会社のお金でドイツに行けるのに・・という話

来年3月にドイツのケルンメッセにて、世界最大のデンタルショー、IDS2019が開催されます。

そして前回IDS2017に続き、今回も当社はそこにブース出展します!

日本企業はジャパン・パビリオンみたいなところにまとまって出展されていたりするのですが、当社はいつも単独で申し込んでいることもあり、また、そうしたジャパン・パビリオンに出ているような大手さんから「一緒にどう?」的なお誘いがあるわけでもないので、そこからは離れたところでひっそりと出しています(笑)

期間は3月12日〜16日。準備も入れると約1週間のドイツ出張。

今回、最大5名の社員を連れて行こうと思っています。

 

そして昨日、それに連れて行く社員のセレクションをやりました。

「やりました」というか、今年入ってすぐの1月の時に全社員に対して、10月12日にIDSに行きたい人のセレクションをやるので、希望者は準備をしてねという案内を出していまして、そのセレクションの日が昨日だったということです。

1月の案内はこんな感じ。

選考方法
①TOEICスコア
②コンフォートの商品説明(英語で)
③IDSに参加したいアピール(日本語で)

①TOEICスコア
2018年10月12日(金)までに、TOEICスコアを提出してください。
有効スコアは2015年10月以降に受験したものとします。
足切りスコアは設定しませんが、いいに越したことはありません。
TOEIC試験スケジュールは下記を参照してください。
https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/guide01/schedule.html
約2ヶ月に1回のペースで開催されていますが、
提出期限に間に合わせるためには、9月9日(日)が最後の試験です。ご注意ください。
受験費については1人1回分までは会社が負担します。

②コンフォート商品説明(英語で)
実際にブースにてコンフォート、クリネ等の当社製品について説明をする様子のロールプレイを行います。どういう会話になるかはその場にならないとわかりません。
一通り話ができるようにしておいてください。

③IDS参加したいアピール(日本語で)
IDSに参加して、どういう経験をしたいか、なにを見たいか、なにを感じたいか、
それを鷲巣にアピールしてください。
なにも先端技術について知るだけが全てではないでしょう。
世界最大のデンタルショーを通じて、学べること感じられることは他にいくらでもあると思います。参加して自分はどうなりたいか!熱いアピールをお待ちしています。

 

一部海外事業や英語業務に携わっている人以外はかなりドメスティックな当社のみんな、さてどれくらいエントリーあるかな。

でも、会社の金でドイツに行けて、最先端の情報や企業や商品にふれることができて、そりゃ行きたい人結構いるだろーと期待をしていました。

 

で、昨日。蓋をあけてみたら・・・

 

エントリーは2名。

 

 

ちょっと残念。でも一方想像もできる結果でした。

 

「行ってみたいけれど」「でも、英語できないし」「忙しいし無理だろぉ」
などなど、エントリーをしたいと思ってしなかった人、その心境はなんとなくこんな感じなんじゃないかなと。

ただ「観光で」、ただ「IDSを見て回る」だけであればなんのハードルもないですからね、それだったらエントリーはたくさんあったでしょう。

でも自社のブースで商品説明をしなければいけない・・

英語に自身がない社員にとっては、セレクションのハードル高そうに見えますからね。

「そんなの俺(私)には無理」って自分で自分の限界を決めてしまった人もいたんじゃないかなとも思います。

でも、前述のエントリー要項、
TOEICの結果の提出は求めていますが、「足切り点数は設定しない」と明記しています。

英語で商品説明と書いていますが、合格ラインがどこかなんて書いてません。

実は最初から、0点でもいいから、TOEICさえ受けてさえくればOKとするつもりでした。

英語のプレゼン、一言でも丸暗記した英語の商品説明を発すればOKとするつもりでした。

業務がどんなに忙しかろうと、その人が行くことになったら期間中その穴をあけることは良

しとするつもりでした。

 

これ、私の思考としては100kmウォークとまったく一緒。

完歩するに越したことはないけれど、最初から「無理だろう」とは思わずに、

まずは「スタートラインに立って、一歩前進しようよ」というのと同じ。
「行ってみたい!」と思ったなら、0点でも1点でもいいから恥ずかしがらずに思い切ってTOEICを受験してみる。

「全然しゃべれないけれど、棒読みでもいいから商品説明を英語でやってみる」

その一歩を踏み出すことができた人だったら、その英語力やTOEICのスコアはまったく無関係に合格にするつもりでした。

もちろん、英語がある程度できないと現場での商品説明がしきれず、IDSに参加することのパフォーマンスを極大化はできないかもしれない。

それでも、そのハイプレッシャーの中で挑戦した社員にとっては相当な経験と自信になると思うし、そのほうが会社にとって価値があると思うのです。
なかなかそこまでは伝わらなかったですかね。

 

社内で該当者がいなかった場合、内定者や社外の方で、コンフォートの商品説明をちゃんと学んでくれる人で都合つく人を募集しようかとも思っていますが、その前にもう一度「それだったら自分もやっぱり挑戦したい」という人を社内で追加募集することにしました。甘いので。

 

ただ、一度チャンスは目の前を通り過ぎてしまいましたので、最初のエントリーで合格した2人よりは要望を上げようとも思うし、今度は会社として役割と期待をもって行ってもらう人を選ぼうとは思いますが、今回のIDSが世界の中での当社の位置を知ったり、世界からどう見られているかを知る機会になってくれればと思います。

 

そして、こういうチャンスを掴みにいく勇気。

動かないほうが「なにも起こらないので安心安全」かもしれないけれど、恥をかこうが、英語ができなかろうが、それでもなりふりかまわず「つかみにいく」人になって欲しいなと、改めて思いました。

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