ベトナムの現場感

今回のベトナム出張も今日が最終日。今晩の深夜便で東京に帰ります。

だいたい2〜3ヶ月毎に来ていますが、まだまだ立ち上がりなので、たった数ヶ月でも現場は大きく変化をしています。

こっちにいても東京とも電話会議等もできるので、あまり距離感もなく、それでいてベトナムのメンバーとも交流がもてるので、こうした出張の機会って本当に大事。なにより現場の空気感を肌で知ることで気付けることもたくさんありますからね。

今回大きな気付きは、大企業病に陥らないための現場への権限移譲の重要性。

こっち(ホーチミン)と東京を繋いで電話会議をやるわけですが、どうしたって現場で起こっていることの現場感というのは会議じゃ伝わらないし伝えにくい。

肌感覚を含めて多くの有形無形の情報から悩み、取捨選択をし、決断をする・・それはやはり現場にいないと「わからない」ことであり、普段私が東京に居て、最終決済者だからといっても、その全てを説明させることは無理な話だし、すべてを理解して判断することは難しい。

特に現場の空気感や肌感覚なんてのはまさにそう。伝えようがない「感覚」。

それを納得させないと先に進めないなんてのは、現場にとっては大きなストレスになっているんだろうなと。

判断をする人はできるだけ多くの情報を知った上で判断決断をするのはそりゃそうなのだけれど、まさに百聞は一見に如かずであり、スピード感もって物事を進めるには、方向性は確認した上で、ある程度の現場への権限移譲を進めていく必要があるなぁと思いました。

権限移譲だけでなく、現場を「知る」こと。「感じる」こと。

ベトナムと日本の相互の人材交流は来年はかなり大きなテーマとして取り組みたいと思います。

少なくともキーとなる人は日本からベトナムへ、ベトナムから日本へ行った方がいい。いや、いかなきゃダメだ。そうして実際にそこの場で皆がどう働いているのか、動いているのか、考えているのかを「肌」で知ってはじめて建設的な意見交換ができるように思う。

私は出張で行き来しているからまだいいけれど、それ以外の社員達にも必要なこと、そう強く思いました。

これは別に海外の話に止まらず、国内においても同様ですね。色々思うところがありました。そこは今後気をつけていきたいと思いました。

 

今回はベトナム社員のみんなと飲みにいきました。

会社のこと、未来のこと、入れ歯のことなど色々話ができたし、みんながどう思っているのかなんて話もたくさん聞けて本当に楽しかった。

次回からも出張の度に1日はみんなと食事にいく機会は作りたいと思います。

 

 

 

 

 

入れ歯をアタリマエに in ベトナム

今日からホーチミンに来ています。

深夜1:30羽田発で朝5:00にホーチミンに着くという出張者泣かせのレッドアイフライト。

でも今回はなぜか体は楽でしたね眠いけど。

慣れたのとアシスタントSが後ろがいない席を取ってくれたので思い切り倒して寝れたからかな。

早朝着くのでホテルもアーリーチェックインできず(お金かかるし)、シャワー浴びて着替えてベトナムラボの始業まで近所のチェングエンコーヒーで一服。

このベトナムコーヒーのTraditional Cofee、15万ドン!コーヒー1杯750円です。(普段飲まないですけどね)

最近アジア進出したり、逆に外国人顧客を日本で相手されている方が増えているので当たり前になりつつありますが、アジアの物価って大きく二分されてきてます。

ステレオタイプのアジア=物価安いなんてもうまーったくなく、逆に相対的に日本が「安くて美味しくて安全な国」になってきていることをこういうところでも実感します。

来るたびにこちらの成長を体感するに、日本一点買いのリスクは感じます。

当社入れ歯屋は「日本の高度な入れ歯技術」を「世界」に広げます。日本は技術の根幹としてはとても重要で、でも市場は世界を見ています。

ここホーチミンはアジアに日本の入れ歯を広めるに超重要拠点となりました。

で、コーヒーで一服してGrabでラボに向かいます。

途中バイクと事故ったりしていましたが、着く前に荷物がたくさんあるから手伝いに出てきて欲しいっ言ったら、ベトナムスタッフ全員出てきて迎えてくれました。嬉しい。

でもなんか恥ずかしいのと無理にさせてるんじゃないかって、それこそ財前教授の総回診のような(笑)

みんな笑顔で迎えてくれたので嬉しかったけれど、あまり気にしないでいいからね。

で、ベトナムラボでは全員お揃いのポロシャツ着ているのです。

日本とベトナムの国旗が袖にあり、背中には当社の理念である「入れ歯をアタリマエに」が日本語で。

嬉しいですよね。こういう一体感。

これは現法社長が率先してこうしたチームビルディングをしていて、とても一体感がある現場です。

明日はそんなみんなと仕事終わりに食事に行きます。

そういえば現場のみんなとそういう場を持つのも初めてなので楽しみ。

入れ歯をアタリマエニに。

ベトナムからアジア全域に発信します。

ここにはその思いを汲んでくれている仲間がいます。入れ歯屋のアジアでの今後をぜひ応援してください。

溜まり場効果

夏くらいに会社から徒歩3分くらいのところに社員のご主人がオーナーの居酒屋がオープンしました。

以前から社員の福利厚生でみんなが溜まれる場があるといいなぁと思っていたので、会社でボトルを入れることに。

今お酒飲まない人も増えましたけどね、でもそういうのがキッカケで社員同士が会社以外の場で交流してくれたらと。

当社で入れてるボトルには入れ歯がぶら下がっています。そりゃ入れ歯屋ですから当然です。

社員はここで入れ歯ボトル飲んで、空けたら補充する、補充したら写真を私に送ったら私が払いに行くというシステム(笑)

先週土曜が出社日だったのですが、お世話になっている先生と会食をしていたら社員から「ボトルいただいています」と写真が。

会食終わった後に寄ったらまだまだみんな飲んでいたので混ぜてもらいました。

嬉しいのは、年次も部門もバラバラなみんなが一緒に飲んでいて仕事の話を熱くしてるのです。こんな嬉しいことないです。

私も最初に勤めた会社にはシーガルハウスという「場」があって、そこで他部署の人と繋がったり、様々な社員の先輩方と出会えたりしました。

うちはまだまだ小さいけれど、部門が変わると隣が何をやっているかなかなかわからないですからね、こういう「溜まり場」で部門を超えた横の繋がりができることは本当に嬉しい。

マスターに聞くと、1人でフラッときたり、数人で来たりと、結構使っている社員も多いようで(もちろん偏りはあるだろうけれど)、こういう場をますます活用してほしいと思います。

当社は拠点も増え、それぞれの拠点にこうした場がほしいけれど、できればお店が個人的な関係があるところの方が溜まり甲斐があるかな。

歯科技工士が海外で働くということ

今日は、新東京歯科技工学校の1年生を対象に「国際性講座」という授業の1コマをいただき、海外展開する企業の取り組みというテーマで講義をさせていただきました。

当社の海外での取り組みと方針、戦略などの話をすると同時に、当社のベトナムラボとネットで繋いで、現地法人代表と技術責任者、パートナーラボの代表、その後ろには当社のベトナムラボスタッフが揃って、日本人歯科技工士が海外で働くことについてのその実態について話をしてもらったり、学生の質問に答えてもらったりという感じで進めました。

双方向のコミュニケーションが取れたのと、ホーチミンと繋いだ時の学生の驚き?具合もなかなかいい感じのプレゼンとなりました。

 

歯科技工士学校の学生に話をする場面があれば毎回話をするのが、

・歯科技工士資格はこれからますますプラチナチケットになるということ

・海外で働く機会が増えていて、日本だけを見ていたらもったいないよということ。

といったあたりは繰り返し話をします。

どうしても歯科技工士という職種は、「人と話するのが苦手だから歯科技工士になった」なんて人もいたりと、割と内向き加減な人の出現率が多い職種でもあります。

しかし、これだけ日本国内において資格取得者が減ってきていて、ただし歯科技工技術は世界的に見ても高い教育を受けられる状況なので、国内のみならず海外も視野に入れた将来の選択肢のヒントに少しでもなってくれれば、今日の講義は成功かなとは思います。

 

ベトナムのパートナーの方から学生向けのアドバイスにこんな話がありました。

「海外に出ると、日本人歯科技工士=高品質 という目で見られることが多い。だからこそ、日本である程度は技術と知識を磨いてから海外に出ることを勧めます」というアドバイス。

海外で働く!というと、中にはすぐ外に出たい!と思う人もいると思うけれど、このアドバイスは真だろうなと。技術職だからこそ、近い未来に外に出ることを「計画」しておきながらも、その時の武器を最大に磨くために卒後数年を過ごすという考えはとても大事だと思います。急いては事を仕損じる。急がば回れ。焦らずいくことも大事ですね。

 

新東京歯科技工学校のみんなとは今後も何度か話をする機会もあると思うので、少しでもみんなの未来のために役に立てればいいなと思います。

 

さて、4月の100kmウォークの時依頼のブログの更新・・今日採用の打ち合わせがあり、「ブログ更新するように」との指令がありましたので、人生何度目かの「これからブログ更新するぞ!」宣言。

ダメですね。「酒やめる」と「ブログ続ける」はとっくに狼少年ステイタス。

「学生のみならず結構見られてますよ」と言われたので、脱狼少年がんばります。

ほんと毎日書き続けられる人は大尊敬です。