人生100年時代の折返し付近

40代も半ばになってきて、友人や仕事関係、社員、採用であう学生含めて、付き合う年代が10代から60代以上までと自然と幅広くなっている。

合わせて最近よく目につくのが、40代、50代で大きなキャリアチェンジをしたり、新しい挑戦をしたり、そしてそのチェンジの結果それまでとはまったく違う輝きかたをしている人がたくさんいるということ。

それまでと全く違う分野の仕事に挑戦する人もいたり、人生において変化を起こしている人もいたり、それこそ住む場所を大きくかえて生活そのものを変えたりしている人もいる。

そういう方々を見ていて「あぁ、人生100年時代、これまでの人生が前半だとしたら後半をスタートさせたのかなぁ」なんて見ていたり。

そしてその後半戦は、みんな前半の経験や蓄積があるから、その中から自分が本当にやりたいこと、生きたい生き方をちゃんと選んで迷わず進んでいる感がとても美しい。

かくいう自分も会社をはじめて14年。仕事上でも大きなチェンジに挑戦するここ1,2年にしようと最近はその準備を進めている。

そのチェンジが自分が周りの人から受けている眩しさと同じように輝けると(頭ではない)いいな。

 

来月50代中盤の社員を迎え入れます。

その方は大手企業に30年以上勤め上げて、お子さんも成人したので、残りの人生自分の好きなことをやろうと、50過ぎてから歯科技工学校に入って資格を取得。歯科技工の業界に入りました。

技能経験が必要な歯科技工士としてはもちろんこれから技能を磨くとか、視力の問題とか難しいことはたくさんあるでしょう。

でも期待していることはそういうことではなく、前半の経験があるからこそ活きる後半の人生というのがあるだろうと思うのです。

100年人生の後半を新たに生きるのはこれからの日本ではとても自然なことになるだろうし、逆に惰性でずーっと100年だらだら生きているよりよっぽど活力が湧くと思うのです。

 

そう思うとますます40代が面白くて仕方ない。